ブライドルとは「馬具」を表し、ヨーロッパ中世、さらにはそれ以前から馬の手綱などに使われてきた英国の伝統的なレザーです。強靭な馬の力に耐え、乗り手の命をも左右する馬具に使うため、強靭な革になるようさまざまな工夫が凝らされました。
ブライドルレザーは、タナリー秘伝のワックスを十分にしみこませた革です。製品として出来上がった革に浮かび上がる白い粉、斑点の様なものは『ブルーム』と呼ばれ、ワックスが染み込んだブライドルレザーである証です。「ブルーム=ブライドルレザーの品質証明」の為、当店ではブルームは落とさずにお客様にお届けしております。使い込むうちにブルームは消え、隠された革の美しい光沢をお楽しみいただけます。
ブルームが浮き出たままお使いいただくことに特に問題はございませんが、ブルームが気になるという方は、柔らかい布か、レザーケア用のワックス、ブラシ等でブルームを落としてご利用されることをお勧めいたします。
一般的な牛革 | ブライドルレザー | |
皮革部位 | 背中から脇までの革 | 牛革の中でも硬い成牛のショルダー部分を使用 |
強度 | 一般的な加工の牛革は、水・湿気・直射日光・高温などに弱く、負荷をかけた場合割れやすい。 | 元々過酷な環境で使用される馬具の素材として、ワックスを染み込ませ繊維間の高度を何倍にも高めているため、非常に強く丈夫で、10年以上もの長い時間使い続けることが可能。 |
耐久性 | 雨、湿気、水濡れに弱く、水に濡れた部分がすぐシミになってしまう場合がある。 | 雨に対する耐久性の高いワックスを使用していることで一般的な革に比べ水分に強いと言える。 |
ブライドルとは「馬具」を表し、ヨーロッパ中世、さらにはそれ以前から馬の手綱などに使われてきた英国の伝統的なレザーです。強靭な馬の力に耐え、乗り手の命をも左右する馬具に使うため、強靭な革になるようさまざまな工夫が凝らされました。
財布の表面には世界有数のブライドル名タナリー SEDGWICK(セドウィック)社の英国製ブライドルレザーを使用しています。1900年に創業、世界でも有数の名門タナリー(革のなめし業者)で素材の選定・なめし・裁断すべての工程でこだわりをもち伝統に裏付けされた品質は世界中の人々から多くの支持を集めています。