行動派ジェントルマンをサポートするメンズファッションブランド。
英国伝統のブライドルレザーを使った革小物や、英国伝統のスタイルを踏襲したバッグなど、今なお広く受け入れられるトラディショナルなデザインの商品や、現代のスタイルを追求したスマートなデザインとファンクショナルなアイデアを兼ね備えた商品など、こだわりのアイテムをプロデュースしています。
本製品に使用されているブライドルレザーは英国SEDGWICK(セドウィック)社製。1900年に創業の、世界でも有数のブライドルの名門タナリー(革のなめし業者)。セドウィックが今日までの歴史を刻んできた20世紀はまさに激動の時代でした。
飛躍的な科学の進歩により、人は空を飛び、海にもぐる術を進歩させ、その足は極限の地、北極を超え月にまで達しました。その進歩の歴史のはざまでさまざまなものが生み出され、戦争の大火と大量消費社会が多くの良き物を人々から奪っていきました。
そんな激動の時代に変わることなく、上質を維持し続けたのがセドウィックなのです。素材の選定、なめし、裁断の全ての工程でこだわりを持ち、その伝統的職人技術で常に最高品質の革を提供してきた会社です。
ブライドルレザーとは、フルグレインカウハイド(成牛の表革)を約?週間、天然植物エキスを用いてなめし、染色を施し、約3ヶ月かけてセドウィック社独自のワックスを染みこませた革で、元来は馬具メーカーが馬の鞍を造る為に開発をした素材。馬具用に開発されたことからもわかるように、その強度は折り紙つき。古くから騎馬に親しんできた英国で、貴族、そして騎士たちの戦いや狩りの場で激しい動きに耐えうるように、研究と研鑽を重ねて生み出された革です。
ブライドルレザーは、今も時間のかかるベジタブルタンニング(草木なめし)や、カリアー(currier)と呼ばれる仕上げ職人の機械に頼らぬ熟練の技によって生み出されています。
職人の手によってタナリー特製のオイルやワックスを染み込ませた革は、仕上がりの後、白く浮き上がるワックスに包まれた姿となります。ブルームと呼ばれる白い粉の下には、美しい光沢と艶を宿しており、年月を重ねるごとに艶やかさを増し、堅いだけではなく使うほどに馴染み、その変化を楽しむことができます。